【三木高校に合格する】偏差値・倍率・必要な内申点/ボーダーラインとは
こんにちは。香大研公式ブログ編集部の茶山です。
この記事を読んでくれているあなたは、
- 香川県立三木高校の最新の偏差値
- 当日点/内申点のボーダーライン
- 合格するためにどう勉強したら良いのか
などと思っているのではないでしょうか?
本記事では、三木高校に合格するために必要な全ての情報をお届けします。
また、長年高校受験に携わっている現役プロ講師の目線から、
- 三木高校について
- 三木高校の難易度
- 三木高校合格に必要な内申点と入試点数
以上の3点についてをお届けします。
さらに皆さんが気になっているであろう、文理科、総合学科のそれぞれに必要な内申点と入試点数を分けて解説しています!
必要な内申点と当日点だけ早く知りたい!というあなたは以下の目次から
【三木高校合格に必要な内申点、ボーダーラインは?】からご覧ください。
三木高校について
ここでは三木高校についてを紹介します。
住所
香川県木田郡三木町平木750
アクセス
- 高松琴平電気鉄道長尾線 学園通り駅から徒歩5分
- 三木町コミュニティバス 北部コース線「三木高前」停留所
部活動
【運動部】
- 陸上部
- 剣道部
- バドミントン部
- テニス部
- 卓球部
- サッカー部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ソフトボール部
- 野球部
【文化部】
- 放送部
- 写真部
- 英会話部
- 茶華道部
- 演劇部
- 美術部
- 書道部
- 新聞部
- 文芸部
- 合唱部
- 吹奏楽部
進路実績(令和5年度)
国公立大学:76名
香川大学:30名
GMARCH:4名
関関同立:12名
筆者からみた三木高校
三木高校は、文理科・総合学科を設置する珍しい単位制の進学校です。
国公立大学進学を目指す生徒が多く、学校の先生たちもそれに沿って指導を行うような雰囲気だと思います。
特に香川大学には毎年30名程度の進学実績を誇り、県外への難関大学へ挑戦する生徒も多くなっていますね!
最近の大学入試でトレンド化している『学校推薦型選抜』や『総合型選抜』も、学校で積極的に対策していく動きもあるようです!(参考:三木高校進路指導ページ)
校則もあまり厳しくないという話を聞くので、自由な高校生活を謳歌したい生徒にはオススメかも?笑
【最新版】三木高校の倍率/偏差値
まずは最新の三木高校の入試情報を整理します。
傾向を知ることで、戦略を立てやすくなります。
三木高校の倍率
まず、三木高校の過去3年間の一般入試の最終志願倍率を見ていきましょう。
過去の志願状況はそれぞれの学科で以下の通りです。
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
定員 | 56 | 56 | 56 |
志願者数 | 62 | 57 | 35 |
倍率 | 1.11 | 1.02 | 0.63 |
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
定員 | 52 | 55 | 52 |
志願者数 | 65 | 61 | 58 |
倍率 | 1.25 | 1.11 | 1.12 |
三木高校は、自己推薦枠を設けているので一般入試の定員があまり多くありません。倍率自体は香川県内の高校の中では平均的な倍率と言えるでしょう。
ちなみに2024年度の香川県内平均倍率は1.11倍でした。
三木高校の偏差値
また、三木高校の偏差値は、
- 文理科:64ほど
- 総合学科:58ほど
と言われています。
参照:みんなの高校情報
文理科は香川県内の公立高校ではランキング4位となっています!
公立高校入試システムを知る
自分の現状を把握したら、システムを把握しましょう。
ゲームのルールを抑えなければ、そのゲームを勝ち抜くことはできません!
入試科目・選抜方法の2つに分けて解説していきます。
入試科目
香川県の高校入試では、以下の5科目が入試科目となっています。
英語 | 数学 | 国語 | 社会 | 理科 |
50 | 50 | 50 | 50 | 50 |
各科目50点満点で合計250点満点となっています。
選抜方法
香川県の高校入試では以下の通りで選抜が行われ、合否が決まります。
※ここでは一般入試についての解説をしています。
①調査書(220点満点)
いわゆる内申点です。中学3年間の成績が対象となります。
通知表の5段階評価のことで、受験には学年評定(1,2年生は3学期、3年生は2学期の評定)を使用します。
9教科の評定が5段階で評価され、中1と中2はそれぞれ45点満点、中3は5教科を2倍、実技4教科を4倍した130点満点となるため、内申点の合計は220点満点となります。
- 中1,中2=9教科×5=45点満点
- 中3=5教科×5×2倍+実技4教科×5×4倍=130点満点
合計=220点満点
※一般選抜、自己推薦選抜のどちらも内申点の計算方法は同じ。
②5教科の学力検査(250点満点)
原則として内申点(220点満点)と学力検査点(5教科250点満点)は同等に扱われます。
合否判定にあたっては、内申書の「学習の記録」以外の内容や面接、適性検査の結果なども十分に考慮されます。
③面接(個人または集団)、適性検査(美術科や音楽科など)
「学習の記録」以外の内容や面接、適性検査の結果なども総合的に考慮します。
【ここがポイント!】
原則として調査書の学習の記録の評定合計(内申点)(220点満点)と学力検査点(5教科250点満点)は同等に扱い、調査書の学習の記録の評定合計(内申点)と学力検査点の合計を、それぞれ5段階に区分した相関表を作成して合否を判定します。
そのため、内申点のウエイトは当日点並みに大きいので、侮ってはいけません!
内申点の仕組みについては以下の記事を参考にしてください。
関連記事:【香川県公立高校受験】内申点(調査書点)が超重要な理由とは
※公立高校の受験の仕組みについては必ず理解しておきましょう!以下の記事で誰でも分かるように解説しています。
関連記事→【最新版】香川県公立高校入試の仕組みを解説/内申点・当日点ボーダーラインとは
引用:令和7年度公立高等学校入学者選抜要綱について
三木高校合格に必要な内申点、ボーダーラインは?
ここまでの情報を踏まえた、三木高校合格に必要な内申点(調査書点)、当日点をお伝えします!
必要な内申点
三木高校は倍率に関わらず間違いなく県内でも難関進学校といえるでしょう。
これまでの受験指導の経験、合格してきた生徒の基準を元にすると、目標とすべき内申点は以下の通りです。
◯文理科
- 安全圏:200点~
- 標準圏:190点
- 合格可能圏:180点
- 危険域:180点以下
◯総合学科
- 安全圏:185点~
- 標準圏:180点
- 合格可能圏:170点
- 危険域:170点以下
オール5で220点満点、オール4で176点であることを考えると、文理科では通知表の半分くらいの科目で5が並ぶようなイメージです。
ちなみに合格者の平均は190点ほどです。
経験上、やはり190~200点が基準(ボーダー)となります。
あくまで目安です。高校入試の合否は当日点と内申点で決まりますので、上記の内申点があれば必ず合格で安心であるという訳ではありません。
内申点について仕組み/算出方法、対策をもっと知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
関連記事:【香川県公立高校受験】内申点(調査書点)が超重要な理由とは
本番に必要な当日点
目標とすべき本番の点数は、
- 文理科:200点
- 総合学科:180点
を目標にしましょう。
つまり、各教科36~40点ずつとることが目安となります。
前述したように、内申点と当日点は同等に扱われ、その合計点で合否が決まります。
以下でおおよその内申点の持ち点ごとのボーダーラインをまとめています。
※ボーダーライン=合格するのに最低限必要とする点数です。あくまで目安です。
◯文理科
- 内申点180点の場合:220点
- 内申点190点の場合:210点
- 内申点200点の場合:200点
◯総合学科
- 内申点170点の場合:195点
- 内申点180点の場合:190点
- 内申点185点の場合:180点
おおよそですが、内申点+当日点で360~400点以上が基準となります。
あなただけの受験戦略を!
いかがでしたか?
県内でも難関進学校であり、優秀な進学実績や偏差値を誇る三木高校合格のためには、内申点を上げる、自分の苦手教科を克服するなど、自分の課題を明らかにして、勉強の指針を立てることがとても重要です。
自分の現在地を確認した上で、効率の良い勉強方法を確立することが、三木高校合格のためには不可欠です。
- あなたの目標点は何点に設定すべきなのか
- 各科目で何点ずつ取るのか
- そのためにどのように勉強を進めていくのか
このような課題設定や、学習計画の設定に不安を覚える方も多いと思います。そんなあなたには、逆転合格専門塾 香大研でサポートを行いますので、是非ご気軽にご相談ください。
みなさんが課題を克服し、三木高校に入学できるよう応援しています。
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