【香川大学の合格レベルは?】気になる偏差値や難易度を受験経験者が徹底解説

竹林莉玖

こんにちは!進学塾香大研のブログ編集部の竹林です。

この記事を開いてくれたあなたは

香川大学の受験の仕組みについて知りたい

香川大学の実際のレベルってどうなの?

自分でも目指すことができるのだろうか

こんな思いを持っている人が多いのではないでしょうか。

受験対策において、自分の志望校や、行くか迷っている大学の正しい入試情報や難易度をきちんと調べて、知っておくというのは非常に大切です。

正しい情報のもとに一つずつ対策していけば、E判定、D判定からでも逆転合格できる可能性は大きくあがります。

この記事では、大きく分けて

香川大学の学部ごとの偏差値、難易度

香川大学合格のために必要なこと

の2つを詳しく紹介していきます。

香川大学を受験する、しようか悩んでいる高校生・保護者の方はぜひご覧になってください。

筆者紹介

筆者:竹林莉玖  進学塾香大研 仏生山校代表講師

香川大学創造工学部在学、岡山操山高校出身 前期一般入試合格

学習を計画したあと、一人で机に向かう時間は最も孤独な戦いになり、時に目標を見失ってしまうことがあります。
だからこそ私たちは、毎回の個別指導や自習コンサルティングを通じて、日頃から生徒一人ひとりの悩みや不安に向き合います。生徒が「逃げたい」と挫けそうな瞬間に、日常の中でちゃんと隣で支えになれる存在であり続けることが、私の講師としての使命です。

香川大学の特徴

香川大学は、

理念:「世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する」

ビジョン:「持続可能な地方分散型社会の実現に貢献する人材の育成と研究の推進」

を掲げる、全6学部からなる国立大学です。 香川県内だけに留まらず、全国から明確な目的意識を持った学生が集まっています。

この大学の最大の強みは、全国の国公立大学の中でもトップランナーとして評価されている「大学DX(デジタルトランスフォーメーション)」への挑戦です。学内には教職員と学生がワンチームで動く「DXラボ」という先進的な組織があり、学生自身が実際の業務システムやアプリの開発・運用を主導しています。教科書上の知識に留まらない、実社会でダイレクトに通用する圧倒的なIT実践スキルを養えるのが魅力です。

香川大学の学部ごとの特徴を紹介していきます。

香川大学の学部ごとの偏差値・難易度の比較

まず初めに、学部ごとの偏差値と共通テスト得点率を紹介していきます。

文系偏差値共通テスト得点率
教育学部47.5~50.057%~70%
法学部5564%~70%
経済学部47.563%~73%

理系偏差値共通テスト得点率
医学部52.5~62.560%~82%
創造工学部45~47.554%~66%
農学部47.557%~75%

参考文献:

香川大学には文系3つ、理系3つの計6つの学部があります。

偏差値で見ると、医学部以外はどの学部も50付近を記録していますが、ここで気をつけないといけないのは、「偏差値が50付近だからと言って入りやすいというわけではないということです。」

高校入試までの偏差値と、大学入試までの偏差値は大きく異なります。

偏差値はテストを受けた人たちの平均から算出されますが、幅広い層が受ける高校受験に対し、大学受験は進学希望者のみに絞られるため、偏差値は低く出る傾向があります。なので、高校入試のときの偏差値が目標大学の偏差値を超えていたとしても、大学入試で同じ数値が出るとは限りません。

また、すべての学部で共通テストで幅広い教科が課されるため、特定科目に絞ることなく、全教科をしっかりと対策する必要があります。

そのため、早い段階からバランスよく学習計画を立てて進めることが重要です。

香川大学と同じレベルの大学との比較

香川大学とその他国公立大学とのレベルを比較します。

他の大学と香川大学で受験校を迷っている人は参考にしてみてください。

教育学部

香川大学教育学部は偏差値が47.5~50.0です。

愛媛大学 教育学部45.0~50.0
高知大学 教育学部45.0
山口大学 教育学部47.5~50.0
島根大学 教育学部45.0~47.5

法学部

香川大学法学部は偏差値が55.0です。

熊本大学 法学部55.0
愛媛大学 法文学部47.5
新潟大学 法学部47.5~50.0
鹿児島大学 法文学部47.5

経済学部

香川大学経済学部は偏差値が47.5です。

愛媛大学 法文学部47.5
山口大学 経済学部47.5~50.0
和歌山大学 経済学部50.0
大分大学 経済学部45.0~47.5

創造工学部

香川大学創造工学部は偏差値45.0~47.5です。

愛媛大学 工学部45.0~47.5
徳島大学 理工学部45.0~47.5
高知大学 理工学部45.0
山口大学 工学部45.0~47.5

農学部

香川大学農学部は偏差値47.5です。

愛媛大学 農学部45.0
山口大学 農学部47.5
鳥取大学 農学部45.0~47.5
佐賀大学 農学部45.0

医学部

香川大学医学部は偏差値52.5~62.5(※表では医学部医学科を比較しています。)

徳島大学 医学部62.5
愛媛大学 医学部62.5
高知大学 医学部62.5
山口大学 医学部62.5

参考:香川大学|過去問・偏差値など|大学受験パスナビ:旺文社

学部ごとに他大学と比較するとそれぞれ偏差値の特色は異なりますが、「同じ学部」という枠組みで横並びにした場合、四国の国公立大学はどこも合格ラインがほぼ同水準にあります。

全国的な入試難易度の位置づけとしても、地域を代表する信頼性の高い「中堅国公立大学」と言えるでしょう。

学部ごとの入試情報と難易度

ここからは、各学部の詳しい入試情報やそれをもとにした難易度を紹介していきます。

教育学部

香川大学の教育学部は

・幼児教育コース

・小学生教育コース

・中学生教育コース

と3つのコースを選択することができます。

伝統的に教員養成に非常に強く、公立学校教員採用試験の合格に向けて手厚いサポート体制が整っています。2025年度卒業生の教員就職率は100%(教員就職希望者108名中108名が就職)を達成しており、香川県内をはじめ、四国や全国の教育現場へ多くの優秀な人材を輩出しています。

今回は「小学生教育コース」に絞って詳細を紹介します。

学科 小学校教育コース
偏差値50.0
合格者平均点878.2点
合格者最低点840.9点
共通テスト平均点564.5点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:100点
数学Ⅱ・B・C:100点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公・理から3科目:300点
情報:20点

計920点
個別入試配点面接:250点
国語・数学・英語・理科・実技のうち1つ:1
50点
計400点

法学部

香川大学の法学部は、他県の国立大学では「法文学部」や「人文社会科学部」の中の一課程となっていることが多い中、四国で唯一「法学部」として独立しています。そのため、専任教員数が多く、法学・政治学の専門科目が非常に充実しています。

2年次から、将来の目標に合わせたコースに分かれて専門性を高めます。

法学専門コース: 法科大学院進学や、裁判所事務官・公務員、弁護士などを目指す。

公共政策コース: 国家・地方公務員や、NPOなどで地域社会に貢献する人材を目指す。

企業法務コース: 民間企業の法務部門や、総合職・金融業などを目指す。

学科 法学科
偏差値55.0
合格者平均点791.6点/1200点
合格者最低点751点/1200点
共通テスト平均点608.9点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:100点
数学Ⅱ・B・C:100点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公から2科目:200点

理科から1教科:100点
情報:25点

計925点
個別入試配点数学・英語から1教科:350点
計350点

経済学部

香川大学の経済学部では2年次後半から自分の興味に合わせて以下の5つのコースに分かれます。

グローバル社会経済コース: 国際経済や海外の社会・文化を学ぶ。

経済・政策分析コース: 経済の仕組みを理論的に学び、政策提言力を養う。

会計・ファイナンスコース: 会計や金融、保険について深く学ぶ。

経営・イノベーションコース: マーケティングや企業戦略、価値創造を学ぶ。

観光・地域振興コース: 地理や観光、フィールドワークを通じて街づくりを学ぶ。

また、文系学部でありながら、データサイエンスや情報処理教育に力を入れています。デジタルマップ(GIS)を使った地域調査や、データを根拠にした課題解決など、実社会で即戦力となるスキルを磨くことができます。

入試方式には、「A型」「B型」があり、国語・数学・英語のウエイトが異なります。

A型:国語300点 数学300点 英語300点

B型:国語200点 数学500点 英語200点

受験本番では、A・B型を選択する必要はなく、大学が点数の高くなるほうを採用して、採点してくれるため、どちらかに絞って対策しないといけないというわけではありません。

しかし、B型では数学が圧倒的なウエイトを占めるため、数学を重視した勉強をすることは頭に入れておくべきです。

この記事ではA型の形式で紹介していきます。

学科            経済学科
偏差値47.5
合格者平均点854.1点/1300点
合格者最低点811.1点/1300点
共通テスト平均点744点/1100点
共通テスト配点国語:300点
数学Ⅰ・A:150点
数学Ⅱ・B・C:150点
リーディング:240点
リスニング:60点
歴・公から1科目:100点

理科から1科目100点
情報:50点

計1150点
個別入試配点英語200点
計200点

創造工学部

香川大学の創造工学部では、単にモノを作る技術だけでなく、人の心の動きに配慮する「デザイン思考」や、自然災害に強い社会を作る「リスクマネジメント(防災)」を全員が共通して学びます。

創造工学部には、全部で7つのコースがあり、それぞれのコースで幅広い専門分野を学ぶことができます。

造形・メディアデザインコース(※このコースのみ主に幸町キャンパス)

建築・都市環境コース

防災・危機管理コース(国立大学の工学系では非常に珍しい特化型)

情報コース

人工知能・通信ネットワークコース

機械システムコース

材料物質科学コース

創造工学部も、コースによってAタイプとBタイプの受験方式があり、

Aタイプ(理系型): 共通テストで理系5~6教科を課し、二次試験は数学または理科で受験。

Bタイプ(文理選択型): 特定の3コース(造形、防災、情報)で実施。共通テストの理科や数学の負担を減らしたり、文系科目を選択できたりするため、文系出身者挑戦しやすい仕組み。

Aタイプ入試

学科            創造工学科
偏差値45.0
合格者平均点734.1点/1200点
合格者最低点630.2点/1200点
共通テスト平均点535点/900点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:100点
数学Ⅱ・B・C:100点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公から1科目:100点

理科から2科目(物理必須):200点
情報:25点

計925点
個別入試配点数学・物理・化学から1教科:300点
計300点

Bタイプ入試

学科            創造工学科
偏差値45.0
合格者平均点646.5点/1000点
合格者最低点603.4点/1000点
共通テスト平均点503.9点/800点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰか数学Ⅰ・Aから1科目:100点
数学Ⅱ・B・C:100点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公から1科目:100点

理科1科目か理科基礎2科目:100点
情報:25点

計825点
825点満点を800点換算する。
個別入試配点数学・物理・化学・総合問題から1教科:200点
計200点

農学部

香川大学の農学部は、自然界にわずかしか存在しない「希少糖(ズィテラ、プシコースなど)」の大量生産技術を世界で初めて確立しました。国際希少糖研究教育フロントを擁し、食品、医療、農業への応用研究で世界最先端を走っています。

農学部には全部で5つのコースがあり、1年時に幅広い農学の基礎を学んだあと、それぞれの専門コースでさらに、知識を深めることができます。

先端生命科学コース: バイオ技術や希少糖、微生物の機能を遺伝子レベルで研究。

アグリサイエンスコース: 作物・果樹の栽培技術や、スマート農業(DX)を学ぶ。

フィールド環境コース: 森林や里山の保全、生態系のマネジメントを研究。

バイオ分子化学コース: 有機化学をベースに、天然由来の有用成分や新薬のタネを探る。

食品科学コース: 食品の機能性、安全性、おいしさのメカニズムを科学する。

入試方式としては、定員150名のうち30名を、共通テストを課さない「総合型選抜Ⅰ」で募集しています。高校時代の研究活動や、生物・化学への強い意欲を持つ人を広く受け入れる体制が整っているのも大きな特徴です。

学科            創造工学科
偏差値47.5
合格者平均点665.8点/1100点
合格者最低点613.6点/1100点
共通テスト平均点545.6点/900点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:100点
数学Ⅱ・B・C:100点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公から1科目:100点

理科から2科目:200点
情報:20点

計920点
個別入試配点数学・物理・化学から1教科:200点
※数学は数IA2BCのみの受験も可
計200点

医学部

香川大学の医学部では、1〜2年次の段階から、実際の医療現場を見学する「早期体験学習」や、医師としての姿勢を学ぶ「医療プロフェッショナリズムの実践」といった科目が用意されています。また、看護・臨床心理の学生と合同で学ぶ「行動科学とチーム医療」など、多職種連携を早くから意識できる環境です。

また、国公立大学では初の「臨床心理学科」などの幅広い医療の知識を学ぶことができます。

医学部には、「医学科」「臨床心理学科」「看護学科」の3つの学科があります。この記事では、医学科と看護学科を紹介します。

医学科

学科            医学科
偏差値62.5
合格者平均点1046.7点/1400点
合格者最低点999.1点/1400点
共通テスト平均点573.7点700点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:50点
数学Ⅱ・B・C:50点
リーディング:80点
リスニング:20点
歴・公から1科目:100点

理科から2科目:200点
情報:20点

計720点
個別入試配点数学:200点
英語:200点
物理・化学・生物から1科目:200点
面接:100点
計700点

看護学科

学科            看護学科
偏差値45.0
合格者平均点694.3点/1000点
合格者最低点639.5点/1000点
共通テスト平均点534.4点800点
共通テスト配点国語:200点
数学Ⅰ・A:70点
数学Ⅱ・B・C:70点
リーディング:160点
リスニング:40点
歴・公から1科目:100点

理科1科目か理科基礎2科目:140点
情報:20点

計800点
個別入試配点面接:200点
計200点

香川大学の個別試験(二次試験)の特徴

香川大学の二次試験の問題は、文理・学部を問わず、「標準的で、奇問・難問が少ない基礎〜中級レベル」の問題が多いです。

それぞれの科目について簡単に傾向と対策をまとめて紹介します。

数学

大問構成全4問。大問[1]〜[3]は全学部共通問題。※医学部以外
法学・経済・創造工Bは [4]数II微積
創造工Aは [4]数III微積
   問題の特徴      全問で「解答の過程を書き、結論を明示すること」が必須。ひねった難問はないため、途中の論理展開や証明を丁寧に書けるかで差がつきます。

英語

大問構成長文読解2題 + 自由英作文1題
   問題の特徴      記号選択がほぼなく、英・日ともに「記述量」が多いのが特徴です。日本語から英語、英語から日本語をバランスよく対策する必要があります。

物理

大問構成必須3問(力学、電磁気、波動) + 選択1問(熱力学 または 原子)
   問題の特徴      計算の導出プロセス記述が必須。指定キーワードを使った論述や、60〜90字での記述問題など、深い思考力を測る問題が多く出題されます。

化学

大問構成全範囲からバランスよく出題される全5大問
   問題の特徴          全分野から均等に出題され、ほぼ全ての計算でプロセスの記述が必須。20字程度の理由説明や立体異性体の正確な描き分けなど、知識の厳密な再現と論理的開示を求める問題が出紙されます。

生物

大問構成必須3問(植物生理・遺伝発現・生殖発生) + 選択1問(生態 または ABCモデル)
  問題の特徴          初見の実験データをその場で分析する仮説検証力が必須。細胞構造の描画や解答欄を塗りつぶさせる作図問題、120字以内での論述問題など、思考プロセスを視覚や文章で表現させる問題が多く出題されます。

香川大学の二次試験は、基礎的な問題が多いため、教科書レベルの内容を完璧に理解し、それを正確に記述できる力が必要です。

香川大学に合格するために必要なこと

香川大学に合格するために必要なことは、学部学科問わず、

共通テスト科目をバランスよく学習する

香川大学は共通テストの配点比率が全体の7〜8割を占める「共通テスト重視(逃げ切り型)」です。ここで貯金を作ることが最大の合格戦略になります。

二次試験の記述問題にも対応できるようにする

香川大学の2次試験は「教科書レベルの基礎的な問題」が大半を占めるため、難問を解く必要はありません。その代わり、記号選択がほぼなく「全内容を開示させる記述形式」のため対策が必要です。

この2つの学習をしっかりとした計画のもと行っていく必要があります。

香川大学を受験するなら 進学塾香大研

香川大学に合格したいという方は進学塾香大研がおすすめです!

香大研では、

・完全1対1の個別指導

・専任コーチによる自習コンサルティング

を組み合わせた授業で、志望校の受験を見据えた計画一人ひとりに立て、弱点に向き合い、強みをより伸ばすことで、E判定からの逆転合格を多く成し遂げてきました。

「自分の学力では香川大学に受かるのは無理だ」「E判定ばかりで志望校を変えたい」と思っている人も、香大研の完全1対1の個別指導と、自習コンサルティングの組み合わせで、十分に逆転合格を狙うことができます。

まずは、授業の雰囲気をぜひ一度体験授業で感じ取ってみてください。

受験の悩み、相談も大歓迎です!

大学受験で重要なこと

大学受験において重要なことは

やらないといけないと気づいたときにいかに早くスタートを切れるか、そのまま最後まで走り切れる環境にいるか

です。

この記事を開いてくれたあなたは、少なからず受験に対して悩みや不安を抱えていると思います。

始めるのは今この瞬間で遅くありません。

受験本番までにしっかりと対策を行い、一人ひとりの希望する大学に合格できるよう応援しています!

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